令和5年度山口県小学生バレーボール連盟運営基本方針

小学生バレーボールを取り巻く環境が大きく変化している中、変わらないのはど真ん中にいるのは、「子ども」ということです。山口県小学生バレーボール連盟(以下県小連)は、「楽しいバレーボールを通して、子どもたちに、夢と希望をもたせ、努力することの大切さ、協力することの素晴らしさ、そして耐えることの尊さを教え、心豊かでたくましい子どもを育てる。」という目的を達成するために各種事業を行っています。

 子どもたちの能力を引き出し高めることは、指導者の力量によるものです。そのためには、たゆまぬ研鑽と自らの資質を高める努力が必要です。小学生バレーボールの目指す目的に思いを寄せ、指導者と組織に携わる者が一体となって更なる普及と発展のために努力することを誓い合いたいと思います。

体罰・暴力・ハラスメント根絶に全力を

※別紙県小連コンプライアンス規定

 指導上に起こす体罰・暴力・ハラスメント行為については、絶対に許すことの出来ない行為です。県小連は、あらゆる機会を通じて指導者に対してその徹底をはかるとともに、体罰・暴力撲滅のための啓発文書を配布するなど完全排除を目指してきました。該当者には規定に基づき厳しいペナルティー(指導禁止・ベンチ入り禁止・チーム解散等)を科すことにしています。さらに、指導者には「宣誓書」の提出や研修会の開催・義務づけ等を行い、コンプライアンス意識を醸成して体罰・暴力の根絶に取り組みます。

発展と伝統を積み重ねる県決勝大会

 「第43回全日本バレーボール小学生大会」「マルキュウカップ第38回山口県小学生バレーボール選手権大会」「第33回山口県小学生バレーボール連盟会長杯争奪新人大会」が、子どもたちの目標となる大会、思い出に残る大会となるような大会運営を目指して取り組みたいと思います。

普及事業の充実

 「バレーボールをやってみたい。」「もっと上手になりたい。」という子どもたちの願いを叶えるために普及事業として例年実施している「錬成会」「パワーアップ錬成会」に取り組みます。また、バレーボールを始めるきっかけ作りとして行っている「第11回ソフトバレーボールフェスティバル」の開催をはじめ、スポーツ導入に効果のあるACP(アクティブチャイルドプログラム)の活用や「運動遊び研修会」など、上部団体と連携したバレーボール競技人口増加対策に取り組みます。

資質向上を目指す審判研修と指導者養成

 公認審判員取得者の増員と養成のための「審判研修会」の開催、また、時代が求める指導者育成のため、全国3カ所で実施する「全国小学生バレーボール指導者二次講習会」や「指導者講習会」を開催します。

組織の充実を図る

県小連の各種事業も役員の献身的な努力が基盤になっていることはいうまでもありません。県決勝大会は各ブロックの皆様方のご協力のお陰をもちまして、昨年度も全ての県決勝大会を実施することができました。本当にありがとうございます。今後とも、バレーボールの普及と発展のため各ブロックとの連携に力を入れ組織の一層の充実を図ります。

移籍規定(R4.4.2改訂)

 選手の移籍については、子どもたちの健全育成のために、別紙規定にのっとって対応していきます。

服装・ユニフォーム規程について

 公式戦では、ユニフォーム及びベンチスタッフの服装について服装に関する規定(2023改訂版)がありますので、必ずご確認ください。ルールにのっとってベンチに入られない場合があります。ご注意ください。また、ベンチでの通信機器の使用についてもご理解ください。ユニフォームを購入する際には確認してください。公式戦に出場できない場合があります。

混合の部について

関係チームの指導者は必ず混合の部取り扱い確認事項(20230422改訂)を確認され、要件が満たされず試合参加資格がなくならないよいうにご注意ください!!